テナントは立地条件が重要ポイント!

立地の種類

貸店舗・テナントは、その物件がある地域の特性により、駅前近郊のビルの中にある駅前型と
郊外の大型道路に面した場所にある郊外型の2つに分けられます。
それぞれに特徴がありますので、その違いをきちんと把握しておくことが大切です。

駅前型

駅前型の物件とは、駅から徒歩圏内に立地する物件のことです。
駅前やその周辺のビルにある場合が多いことからビルイン型とも呼ばれ、駅の利用者などがターゲットとなります。
駅前型の物件を探す際には、実際に物件のある地域を歩いてまわり、周辺環境をしっかりと把握する必要があります。
駅から物件周辺までの人の流れは、お店の経営を左右する重要な要素です。
駅の利用者数や年齢層などを観察して人の流れを把握し、その上で物件を選びましょう。
一度ではなく、時間帯をずらして観察することで、より正確にターゲットとなる層の動きを把握することができます。

郊外型

郊外型の物件とは、国道や生活道路など通行量の多い道路に面した場所にある店舗のことで、ロードサイド型とも呼ばれます。
車を利用した来店客がメインターゲットとなるため、実際に物件の周辺を車で見てまわり、
駐車場への入りやすさ、看板や店の視認性などを確認しましょう。
テナントの前を走る道路の種類は、郊外型の物件を選ぶ際の重要なポイントです。
一般的に流れが速い道路よりも、流れが緩やかな道路、生活道路に面している物件の方が、
そのお店に立ち寄りやすいと言われています。
また、中央分離帯が無い道路に面した物件ならば対向車線側からも入りやすいため、集客が望めるとも言われています。
通行量については、車の流れが多ければ多いほど目に留まる機会が増えるため、集客効果は高くなります。